不動産ポータルサイトとは?

2018年08月24日

ポータルサイト

そもそもポータルサイトとは?

ポータルサイトとは、その名の通り入口(ポータル)になるサイトのことをいいます。

検索機能に特化した「Google」や多彩なサービスや情報を扱う「Yahoo!」などは有名なポータルサイトですね。

 

インターネットは各サイトが網の目のように連結されているため、必要なサイトに直接アクセスすることは困難です。

多くのユーザーは、ポータルサイトの検索エンジンやリンク集を使い、必要な情報を探し出します。

 

ホームページを見るとき、最初に訪れるホームページとイメージしていただくと、わかりやすいかもしれません。

 

不動産ポータルサイト

 

ポータルサイトの中でも不動産情報に特化したポータルサイトがあります。

「SUUMO」「HOME’S」「athome」あたりは有名ですね。TVでもよくCMが流れているのでご存知の方も多いかと思います。

今回は、お部屋を探す上での、不動産ポータルサイトのメリット・デメリットなどを説明します。

 

不動産ポータルサイトは不動産屋ではありません

まず初めに、よくある勘違いなのですが、不動産ポータルサイトは不動産屋ではありません。

加盟している不動産屋の物件情報を見やすく掲載するだけで、不動産業は営んでおりません。

 

例えば「athome」に掲載されている物件に問合せをすると、返事は「athome」からではなく、物件情報の掲載元の不動産屋から返事が来ます。

「athome」に問い合わせたのに知らない不動産屋から連絡が来た!と焦らないようにしましょう。

 

大小さまざまな不動産屋が加盟し膨大な物件情報が掲載されています。

 

不動産ポータルサイトに載っている情報は、情報を発信している大本の不動産屋がいると覚えておきましょう。

不動産ポータルサイトのいいところ

・物件数が多い

 

各不動産屋が出している情報をまとめて見れるので、より多くの物件から探すことができます。

 

・自分で探せる

 

自分で納得いくまで物件を探せます。時間も自由なので、落ち着いて希望条件にあう物件をじっくり探すことができます。

 

・しつこい営業をされない

 

こちらから問い合わせるまでは不動産屋から電話やメールが来ることはありません。

軽い気持ちで不動産屋に行ったら半日帰してもらえなかったみたいなことにはならないので安心です。

 

不動産ポータルサイトの悪いところ

・すでに契約済みの物件情報も掲載されていることがある

 

不動産屋の広告の下げ忘れや、当日決まった物件、ひどいものだと実際には存在しないおとり物件などが掲載されている可能性があります。

 

・膨大な物件数から自力で探すのは面倒

 

物件数が多いのはありがたいですが、その中から自力で物件を探し出すのは骨が折れます。

希望条件がしっかり固まっていない方はご注意を

 

・物件の情報が薄い

 

不動産ポータルサイトは既定の情報しか載っていません。

詳しい情報は直接不動産屋にいかなとわかりません。

 

・未公開物件を探すことができない

 

不動産業界には、業者間でしか出回っていない物件が多数あります。

そういった物件は実店舗に行かないとみることは出来ません。

 

 

お急ぎの方は不動産屋へ

ポータルサイトは、部件数も多く気軽に探せるので非常に便利です。

ですが、古い情報やおとり物件載っている可能性も考えると、引越しの期日が決まっていてお急ぎの場合などは、不動産屋に直接行く方が無難でしょう。

時間に余裕がある方は、ポータルサイトでじっくり物件を探してみてはいかがでしょうか。